「ナプキンって1日に何度も替えるの!?」神対応の夫でさえ知らなかった!?「女の子の日」の常識
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私は小学5年生のとき、学校で生理についての授業を受けました。そのときはどこか他人事に感じていましたが、まもなく初潮を迎えることに。しかし、そのときは恥ずかしさや戸惑いから、なかなか親に言い出せなかった私……。トイレットペーパーでしのぎながら、勇気を出して母に打ち明けたときのエピソードをお話しします。
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私が小学5年生だったとき、学校で初経教育がおこなわれました。私が小学生だったころは女子だけ別室に集められ、保健室の先生から「生理とは何か」「生理用品の使い方や対処法」について説明を受けました。
授業のあと、ナプキンが2、3枚入った「初めての生理セット」なるものをもらいましたが、私の中では「生理はまだまだ先の話」という思いがあり、どこか他人事。家に帰って、母に学校でもらったナプキンセットを渡しましたが、お互い特に生理について話すこともありませんでした。
そんな私が、学校で生理の授業を受けた数週間後、初潮を迎えたのです。
ある日曜日、友だちと遊びに行く前にトイレに行くと、下着に見慣れない赤いシミがついていました。学んでいたおかげで「あ、これって生理だ!」とすぐにわかりましたが、突然のことで、驚きとともに「どうしよう……」という気持ちが押し寄せてきました。母に伝えなければいけないと思いながらも、なぜだか恥ずかしくて言い出せなくて……。
結局、下着にトイレットペーパーを敷いてそのまま遊びに行くことに。しかし、遊んでいる最中も経血が気になって仕方がありませんでした。早くナプキンをつけるべきだったと思いますが、家に帰ってもまだ母に言い出すことができず……。頻繁にトイレに行き、トイレットペーパーを替えることでしのいでいました。
生理が特別なものではないと頭ではわかっていても、実際に自分の身に起こると、どう受け止めたらいいのかわからなかったのです。
結局私は、就寝時まで生理のことを言えずにいました。しかし、「明日から学校だ」と思うと、トイレットペーパーを重ねて対応するのにも限界があると感じ、母に打ち明けることに。
隣で寝ていた母を起こして「生理になったかもしれない」と小さな声で伝えると、母はやさしく「そうだったのね」と言い、起きて生理用品を渡してくれました。母は特に驚いた様子はなく「これからは定期的にくるから、一緒に準備しておこう」と落ち着いて話してくれたのを覚えています。その言葉に安心し、「もっと早く言えばよかった」と思いました。
この経験を通じて、自分の娘には生理について気軽に話せる環境を作ろうと意識するようになりました。娘が学校で初経教育を受けたタイミングで、生理は女性の体にとって大切なこと。だからこそ生理がきたら「恥ずかしい」と思わずにすぐ相談してほしいことを伝えました。
実際に娘が生理になったときは、あっさりと「生理きたみたいー!」と言ってきたので、私もこれくらい気軽に言えたらよかったな、と思いました。
初めての生理は戸惑いや恥ずかしさがあるものの、親に伝えることで安心できると実感しました。そして、大切なことだからこそ、普段からオープンに話せるよう親子でコミュニケーションを取り、気軽に生理について話せる環境をつくることが大切だと学びました。
著者:川北たまき/3人の子どもを育てるアラフォーママ。歯科衛生士として勤務したのち、未経験でWEBライティングの世界に!ライター、ディレクターとして経験を積み、現在はフリーランスとして活動中。医療、ライフスタイル、ファッション、教育など、今までの経験を生かした記事制作を行っている。
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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