「生理くらい操作しろ！」「痛みなんて気のせい」理解のない祖父から発せられた言葉に私は…
当時、50代後半くらいだった父方の祖父は、生理に理解のない人でした。「経血量や生理日は操作できる」「生理痛なんてものは気のせい」と本気で思っていた …
今でも忘れられなくて…
大人になった今でも、海水浴や温泉の予定と生理の予定が被らないかを気にしているときなど、ふとした瞬間に父の言葉を思い出すのです。水泳をやっている人の中には、生理になるとタンポンを入れてプールに入る方も多いと聞きます。しかし、私は当時初潮を迎えたばかりの小学生で、選手を目指すほどでもありませんでした。生理でスイミングを休むのは悪いことではないはずなのに、あのとき父に言われた言葉が今でも心に残っています。
まとめ
きっと、大人になった今なら「生理中は体を冷やしたくないし、経血が漏れるのも不安だからスイミングを休む」とはっきり言うことができると思います。しかし、当時小学生だった私は「生理がきていると知られて恥ずかしい……なんでそんなことを言われなきゃいけないの？」という気持ちで、聞こえないふりをするので精いっぱいでした。
生理についてなにも知らない状態では、生理中の女性に思いやりを持って接するのは難しいと思うので、夫や息子には生理による不調や不便さなど、少しずつ話していきたいなと思っています。
著者／大岡むぎ
イラスト／モリナガアメ
監修／助産師 REIKO
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