
恋人とのデートは何日も前から「当日の洋服は何にしよう」「何を話そうかな」などワクワクしながら過ごしてしまいます。だからこそ、生理になると貧血になりやすい私としてはデートの日に生理は被ってほしくない……。今回は私がせっかくのデートが生理による貧血で苦しい思い出になってしまったお話をします。
カラオケで突然異変が…!
18歳のころ、恋人とのデートでカラオケに行き、2人で交代しながら歌っていたときのことです。私の番になってイントロが流れ出した途端、急に血の気が引いてその場にしゃがみこんでしまいました。
実はその日は生理1日目で、貧血が急に襲ってきたのです。もちろん歌うこともできず、恋人に「どうしたの?」と聞かれても、答えることすらできません。状況を察してくれた恋人がせっかくのカラオケを時間の途中で引き上げてくれて、そのまま近くの彼の家へ行くことになりました。
申し訳なさでいっぱいのデート
カラオケから恋人の家へ向かう途中は、足元がおぼつず、恋人の腕になんとか支えられながらでないと歩くことすらできなかった私。家に着いてからも、恋人が晩ごはんの準備をしてくれる音を聞きながら、ただ黙って寝ていることしかできませんでした。
本来ならば、自分の足で歩いて帰り、晩ごはんの準備も一緒にしたいところなのに、ひたすら恋人に迷惑と心配をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいに。でもその分、恋人のやさしさが身にしみたのは言うまでもありません。
貧血対策をするようになった私
生理による貧血で苦しむのは避けたいという思いから、この事件の後、私は2つの対策をおこなうようになりました。1つ目は、鉄分サプリを飲むことです。毎日鉄分サプリを飲むようになってから、生理の際に貧血で苦しむことがなくなっただけでなく、日中の眠気もマシになりました。薬局に売っているので、貧血気味の私にはすごく助かりました。
2つ目は、生理中は食事はしっかり取るということです。生理中は特に体が栄養を欲している時期なので、たとえダイエットをしていてもこの期間だけは毎食きっちりと食べるようにしています。
まとめ
生理による体調の悩みは生理痛だけでなく、貧血もひどい私。今回の経験は、せっかくのデートが思うようにいかなかったけれど、恋人のやさしさに感動したので結果オーライですが、やはり貧血は避けたいものです。
※気になる症状がある、症状がひどい場合は、受診をおすすめします。
監修/助産師REIKO
著者/橘 純香
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