
私はこれまで27日周期で生理がきていました。だいたいアプリで管理している通りの日にちにきてくれるので、事前準備もできます。しかし、実は今まで2週間の間隔で、1カ月に2回生理がきたことがあるんです……。
楽勝!と思っていた大学受験で…
高校3年生の、受験を控えている時期のこと。私は指定校推薦での受験に決めていたので、面接やテストなどストレスを感じることなく受験を終えられるはずでした。しかし、合否が出る1週間前……私の下着は真っ赤に染まっていました。
「生理は2週間前に終わったばかりなのに……」。そう、予定日より1週間も早く生理が来てしまったのです。
幸い、その日は家にいたので着替えをし、ナプキンをつけてゆっくり過ごしたのですが、腹部の痛み、腰の重み、倦怠感、眠気が私を襲い、最悪な1日でした。
母から教えられた生理のこと
そんな私の状態を見て、母がひと言「受験のストレスで、生理がきちゃったんだと思うよ」と教えてくれたのです。合格はほぼ確実な指定校推薦という受験方法ですが、私のなかでは「万が一何か取り返しのつかないことをしたら、推薦取り消しになるかもしれない」という不安とプレッシャーがあったのでしょう。私はこのとき、ストレスで生理の周期が乱れてしまうことがあることを知りました。
結果としては、私は無事に合格。受験を終え、春から大学生になることが決まりました。しかし、大学入学直後、私はまた月に2回の生理を体験するのです。
初めてのひとり暮らしで再び
私は、大学入学を機に、ひとり暮らしを始めました。念願だったひとり暮らしが始まり、自由気ままな生活を謳歌していたある日、生理がきたのです。実は、前の生理は2週間前に終わったばかり。私は大学受験のときを思い出しました。
ひとり暮らしが楽しみでしたが、それ以上に「初めて親元を離れ、ひとりで生活をする」ということに、どこか不安を感じていたのでしょう。また、大学という新しい環境にもまだ慣れていなかったのです。私は昔から悩み事などがなくストレスを感じにくい性格だと思っていましたが、生理が月に2回くることを通して自分の知らなかった一面を知ることができました。
まとめ
生理周期が安定していた私でも、ストレスやプレッシャーで簡単に乱れてしまいました。ストレスなどが原因の場合は一時的なことが多かったです。1カ月に2回生理がきたときはとても驚きましたが、ゆっくり体を休めるようにしました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に受診・相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
著者/佐藤里桜
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