【子宮がんと腸閉塞になりました 第3話】43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!?
★第1話から読む:「ギャーッ!!」43歳の誕生日、体の一部に強烈な異変を感じて… #子宮がんと腸閉塞 1
【前回のあらすじ】子宮体がんが判明し、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。子宮と卵巣を全摘し、周囲のリンパ節も44個切除しました。また、子宮体がんの進行度を確かめるため、手術時には患部組織を採取し、病理検査(採取した組織を顕微鏡で観察する検査)に回したそうです。その結果……。
退院、そして抗がん剤治療が決まるまで

手術から数日が経ったころ、医師が病理検査の結果を伝えに、はなうたねこさんの病室へとやってきました。その結果、リンパ節3個にもがん細胞が転移していたことが判明。手術前、医師からは「手術してみないと、子宮体がんの進行度はわかりません。転移していたらステージはⅢCで、転移がなければⅠCでしょう」と言われていましたが、病理検査によって、現在は末期ステージの1つ前、ⅢCであることがわかりました。
切り取った子宮の断面写真を見せてもらったところ、ブツブツのできものがぎっしりと並んでいたそうです。

「残念だけど……これから抗がん剤治療を始めましょう」
思ったよりも子宮体がんのステージが進行していたことと、抗がん剤治療をしなければいけないことに、大きなショックを受けた、はなうたねこさん。それでも、やるしかありません。

そして、手術から約2週間後。手術した腸の調子はまだイマイチで、おなかがポッコリしてズボンのファスナーも全開のままだったけれど、なんとか退院! お世話になった医師や看護師さんにお礼を告げ、病院をあとに。しかし、退院したとはいっても、医師の指示でこれから2週間は自宅療養しなければなりません。
ちなみに、約2週間分の入院費は10万円弱だったそうです。
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