「女の人の血って青いんだ」女性用品のテレビCMを見た10歳の息子の言葉に、私はハッとして
近年「生理休暇」という言葉をより聞くようになりましたが、同時に「積極的には取りづらい」という声も耳にし、まだ「生理」に対する認識は人それぞれだなと …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
社会人2年目を迎えたころ、生理に変化が表れました。経血量が異常に増えるようになり、生理周期も乱れ始めたのです。突然の異常に不安を感じた私が婦人科を受診したところ、医師から驚きの宣告を受けてしまいました。
★ムーンカレンダーで注目を集めた【子宮筋腫】の記事⇒:「飛び出しそうな状態です」1カ月出血が続き、婦人科を受診→医師から言われた衝撃の言葉
学生時代は生理のトラブルなどまったくなかったものの、社会人2年目になってから急に経血量が増えた私。異常と思えるほどの経血量で、ナプキン1枚ではすぐに経血が漏れてしまい、「ドボドボ」という感じに大量出血して怖くなるときもありました。就寝時にはナプキンを3枚重ねにして、さらにこまめに起きてトイレに行かなければシーツを汚してしまうほどです。
また、経血量が多いせいで貧血気味になってしまったのか、立ちくらみのような症状も出てきました。仕事中に突然冷や汗が出て、気分悪くなるときも。加えて、生理が1カ月ほど続くことも出てきてしまい……。どうにかしなければと思った私は、婦人科を受診することにしました。
婦人科に行って検査を受けた結果、医師から「子宮筋腫が3つありますね」と告げられ、初めて聞く病名に私は驚き不安になりました。医師によると、経血量の増加や生理周期の乱れは子宮筋腫が原因だそうです。とはいえ、今すぐに手術で摘出する必要はない大きさだそうで、まずは「生活習慣を直してホルモンバランスを整えてください」と言われました。
仕事のストレスや忙しさ、人間関係などでホルモンバランスは乱れてしまうと聞き、婦人科を受診したあと、私は医師のアドバイスを参考にさっそく生活習慣の改善に取り組み始めました。
具体的には、女性ホルモンを整えるといわれている大豆製品を毎日とるようにしました。納豆は忙しくても手軽に食べることができますし、朝には豆乳を飲む習慣をつけています。他には、冷え予防のためにしょうが湯を飲むようになりました。しょうがはみじん切りにしてごはんやみそ汁にも入れるようにしていて、体がホカホカするのを実感しています。
また、なるべく冷たい飲み物はとらず、紅茶やコーヒーは必ずホットで飲むように心がけています。貧血を防ぐために、鉄分が多く含まれるほうれん草や小松菜、レバーなども積極的に食べるようになりました。
このように食生活を改善してからは、生理周期があまり乱れなくなったように思います。毎日の食事が健康を保つためにいかに重要かを学びました。
※大豆イソフラボンを摂取すると、腸内細菌(エクオール産生菌)により「エクオール」という女性ホルモン(エストロゲン)に類似する成分が作られます。ただし、エクオール産生菌を腸内に保有していない方や、保有していても腸内環境が変わるとエクオールを産生できない方がいることがわかっており、大豆イソフラボンを摂取することが必ずしもエクオール産生につながるとは言えません。
子宮筋腫があると知ったときは不安になりましたが、私の場合はすぐに手術は必要なく、まずは生活習慣を整えたことで生理周期が整い、だいぶ体調がよくなったと感じます。定期的に婦人科を受診して筋腫の様子を見てもらいながら、引き続き生活には気をつけたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/山田かおる
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
★生理の体験談&マンガを読むならこちら
柔道部に所属していた高校生時代の私。いつものように練習をしていると、男子部員たちの視線が気になり……。 練習をしていると… 私が高校生のときの話です。私は中学2年生で初潮を迎えたの...
続きを読む私は経血量がそれほど多くありません。そのため、ついつい長時間同じナプキンを着けてしまうことも。そんなある日、自分からツ〜ンとした臭いがしてきて……。 自分から嫌な臭いが ある夏の日...
続きを読むワンオペ育児をしているため、生理中もひとりで子どもをお風呂に入れなければいけません。その日はあまりにもバタバタしていて、お風呂から出たあと、ナプキンを装着しないまま子どもと一緒に眠...
続きを読む生理2日目は経血量が多く、体がくらっとしてしまうことがある私。そんなある日、職場での朝礼と生理が重なってしまい……。 月に1回の朝礼 私が20代後半のころの出来事です。当時働いてい...
続きを読むトイレに入った6歳の娘が、「ママ、トイレに血があったの」と私のところに戻ってきました。このとき、私は生理中だったため「床に経血が落ちてしまったんだ」と思いました。しかし、娘がトイレ...
続きを読む近年「生理休暇」という言葉をより聞くようになりましたが、同時に「積極的には取りづらい」という声も耳にし、まだ「生理」に対する認識は人それぞれだなと …
当時、50代後半くらいだった父方の祖父は、生理に理解のない人でした。「経血量や生理日は操作できる」「生理痛なんてものは気のせい」と本気で思っていた …
20代のころの出来事です。夏のある日、電車に乗っていた私は、下半身に嫌な感覚を覚えて……。読者が経験した「夏の生理の失敗エピソード」を紹介します。 …
私の父は人情に厚くやさしい反面、ときどきデリカシーのないことを口にします。私が高校生のときも、父の言葉によって嫌な気持ちになる出来事がありました。 …
あるときの外出中に、予定より早く生理が始まってしまったことがありました。生理用ナプキンを持ち歩いていなかったため、応急処置としてトイレットペーパー …
夏は着物を着て散策したり、遊園地などの娯楽施設で遊んだりと、開放的なデートをするのにぴったりの季節。ですが、そんな楽しい時間が生理中の思わぬトラブ …
急に生理になってしまった同僚2人に、生理用ナプキンをあげた私。数時間後、トイレに行くと自分も生理になっており……。 目次 1. 同僚が急に生理に …
トイレに入った6歳の娘が、「ママ、トイレに血があったの」と私のところに戻ってきました。このとき、私は生理中だったため「床に経血が落ちてしまったんだ …