【妊娠したら癌になった話 第22話】ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい……。
★連載を最初から読むなら:「残念ですが…赤ちゃんは育ちません」地獄の始まりは異常妊娠だった #妊娠したら癌になった話 1
1番の理解者だと思っていたのに
侵入奇胎(※)を治療するため、抗がん剤治療を始めた月野ねこさん。それからしばらく経ったころ、主治医の判断で、抗がん剤の代わりにホルモン剤(中用量ピル)を使って治療していくことに。
しかし、ホルモン剤での治療を開始して1カ月が経過したとき、主治医から「肺の病変を調べる必要があります。急ですが明日に病院に来てもらえますか?」と、不穏な連絡が入り……。
※侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。



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