
高校生のとき、生理不順だった私は生理が来たり来なかったりでした。「若いからまだ不順なのは仕方ない」と保健の先生は言っていましたが、子宮筋腫で婦人科に通っていた母親が1回診てもらおうと言ってくれて、一緒に婦人科を受診してくれました。
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多嚢胞性卵巣症候群だと言われ…
婦人科で医師から告げられた病名は、「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」(※1)。私は内服薬によるホルモン治療を受けることになりました。
すぐに効果が現れ、内服しなくて良くなったのですが、20歳を過ぎて働きだしてから再度不順に……。2、3カ月に1回の生理でラクだから良いやと放置していたら、次は生理が来たら1カ月は出血が続くと言う状況になっていました。
(※1)排卵に関連のある2つの女性ホルモンのアンバランスなどにより卵胞(卵子を包み込んでいる袋のようなもの)の発育が抑制され、排卵障害をきたす疾患。無月経や無排卵周期症(無排卵月経)などの月経異常がみられ、不妊の原因にもなる。
内服治療を開始するも、ぶり返してしまう
徐々に出血期間が伸びだし、貧血にもなるからと病院を受診しました。そこで、多嚢胞性卵巣症候群だったこと医師に伝えると、「病名をわかってて放置はダメ!」と怒られて内服治療を開始しました。
内服治療を始めると、すぐにバランスが整ったので治療終了になりました。私自身も周期的に生理が来るようになったことや、顔の吹き出物が減ったことで、ホルモンバランスが整ったことを実感していました。
一緒に受診してくれた親に感謝!
私は職業柄、時間が不規則なほかストレスも溜まるので、そのせいでホルモンバランスが乱れているようでした。
多嚢胞性卵巣症候群は不妊の原因にもなるようで、私が妊娠することができたのは、若いからまだまだ生理不順は仕方ないとは思わず病院にすぐ受診させてくれた親のおかげなんだろうなと思い、今では母に感謝しています。
監修/助産師REIKO
文/藤林ねこさん
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