
私は普段、恋愛に対してさっぱりした性格。「ずっと一緒にいたい」なんて甘々なセリフを言うタイプではなく、逆に彼と会えなくても気にならずひとりの時間を楽しめるタイプです。ところがある日、デートの帰り際に自分でも想像しなかった行動に出て……。
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デート中、生理痛を隠していた私
20歳のときのことです。その日は、彼と付き合い始めて数回目のデートだったのですが、直前に生理になってしまってしまいました。
彼との待ち合わせ場所へ行く前に生理痛の薬を飲みましたが、運悪くその日は薬の効きがよくなくて……。当時の彼は、その日私に生理がきていることも、私の生理痛が重いことも知りません。というのも、前に付き合っていた元彼は「生理痛なんて気の迷い」という考えの人だったので、私のなかでは「男性はみんな生理に理解がない」と思い込んでいたのです。
そのため、「生理中であること、生理が重いことを知られたら彼に嫌われるかも」と思い、デート中は生理痛がつらいことを必死に隠し、デートを楽しんでいるように装っていました。
デートが終わってもなかなか帰れず…
数時間のデートが終わり、解散場所である駅に到着。普段の私だったら別れのあいさつをしてすぐにバスへ乗り込んでいましたが、このときはなかなか足が動きませんでした。
「離れたくない」「まだ一緒にいたい」という気持ちがありましたが、普段口に出していないので言葉で彼に伝えるのが恥ずかしくて、ただ動かず黙っていました。
このときの私は「生理が重いから支えてほしい」と思っていたのではなく、「なんとなく寂しいからそばにいてほしい」という気持ちが出てきていたのです。
そんな普段とは違う私を見て彼は不思議そうな顔をし、「どうしたの?」と聞いてくれたのです。
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