「明日、書類のことで話があります」妻から重大な宣告を受けた夫はただただ焦り… #妻は2番目に好き？ 105

【妻は2番目に好きな人 第105話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が同窓会で再会した元カノ・ジュリ実と連絡を取っていることが発覚するのでした。

ろみ緒に対するジュリ実の要求が次第にエスカレートしていく中、ついにジュリ実の夫に2人の密会がバレます。そこで、めいとろみ緒、ジュリ実とジュリ実の夫の4人で話し合いをすることに。話し合い自体はなんとか終わり帰宅するのですが、めいはついに離婚を切り出します。焦ったろみ緒はジュリ実との思い出品を捨てようとするも、思い出に浸っている場面をめいに目撃されてしまうのでした。そして事態は本格的な離婚話に発展し……。著者・岡田ももえさんの知人が実際に体験したお話です。

★前のお話：「公正証書を交わそう！」妻に信じてもらおうと夫は自分の本気度を示すが… #妻は2番目に好き？ 104

「どっち！？」

離婚の意思が固いめい。そんな妻に対して、もう裏切らないことを伝えるために「誓約書じゃなくて公正証書にしよう！」とろみ緒は口にします。そこに娘のあかりが部屋に入ってくるのですが……。

あかりが部屋に入ってきたのは、トイレの虫を退治してほしいというお願いのためでした。普段であれば何でもないやり取りですが、あかりの「いつもみたいに」の言葉がろみ緒に突き刺さります。

あかりを一旦出したあとで、改めてめいにラストチャンスを懇願するろみ緒。ただめいはすぐには答えず、「明日、書類のことで話があります」とだけ伝えます。

娘と父親のやり取りを見て、めいにも少し思うところがあったのかもしれません。どちらにせよ、今後のことは次の日で決まりそうです。

★次の話を読む：「事前に書いて」離婚回避のため最後のチャンスを懇願する夫に、妻が渡したものは… #妻は2番目に好き？ 106

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