「みーちゃん…」寝ぼけて女性の名前を呼んだ彼。問い詰めると衝撃の事実が発覚！

1つ年下の彼は母性本能をくすぐるタイプ。私の名前を呼んで甘えてくる姿を、かわいらしいと好意的に思っていたのですが……。

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みーちゃんって…誰？

当時の私は、1つ年下の男性と付き合っていました。彼はとても甘えたがりの性格で、私はそんな彼をかわいらしいと思っていました。

デートでは、ひとり暮らしをしている彼の家に遊びに行くことがほとんど。料理をしたりテレビを観たりしながら2人で一緒に過ごす時間を、とても楽しく感じていました。

事件が起こったのはある週末、いつものように彼の家でお泊まりした日のことです。朝に目覚めると彼から名前を呼ばれたのですが、それが今までに聞いたことのない呼び名で……。うろ覚えですが「みーちゃん」という感じのニックネームだったと思います。確かに私も「み」のつく名前ですが、彼から「みーちゃん」なんて呼ばれたことは一度もありません。

このとき、彼は完全に目覚めていなかったようなので、1時間後くらいに彼がしっかり起きたことを確認してから、「さっき、みーちゃんって呼ばれたけど寝ぼけて言ったの？」と、冗談っぽく聞いてみました。

すると、正直でウソのつけない性格の彼は、明らかに表情を曇らせて動揺しているのです！ そして「実は……」と、驚くことを打ち明けてきました。

彼が打ち明けた衝撃の事実とは

彼は「みーちゃん」は元カノのニックネームだと告げたのです。それはなんとなく想像がつきましたが、衝撃的だったのはこのあとでした。

「俺はそのとき付き合っている彼女のことを名前で呼びながら甘えることが多いんだけど、名前を呼び間違えてしまうのが怖いから、似たような名前の女性と付き合うようにしている」と言うのです！ 過去に名前を呼び間違えて当時の彼女とトラブルになったため、それからは、似た名前の女性と付き合うことにしているのだとか……。

ここまで正直に話す彼を「彼らしいな」と思う反面、「やっぱりみーちゃんは他の女性のことだったんだ」と、ドン引きしてしまいました。悪い人ではなかったけれど、相手の気持ちも考えてもう少し本音を隠すべきでは？と思いました。

まとめ

付き合う女性を名前で選んでいることに加え、それを正直に話してしまう彼には嫌な感情しか湧きませんでした。本人はいいかもしれませんが、私からしたらとてもガッカリです。その後、彼とはうまくいかず、別れてしまいました。

著者／渡辺みどり
イラスト／マメ美

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