
「仲の良い家庭」への思い入れが人一倍強かった私は、未然にトラブルを防止するため、婚前契約書の作成を彼に提案しました。どんな効果が得られるか、半信半疑だったのですが……。
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実家の家庭環境から結婚に思い入れが強かった私
私は、物心がついたころから両親の仲が悪かったこともあり、結婚したら絶対に離婚せず仲の良い夫婦でいたい、と強く思っていました。
そのため結婚相手も大学時代から長く付き合った人。好きという感情以外にも、結婚後にすれ違いやトラブルが起こらない相手かどうか慎重に見極めた上で結婚を決意するほどでした。
トラブル回避のため婚前契約書を作成
しかし、いざ結婚が決まっても、結婚後に価値観の違いに気付いた、浮気をされた、という周りの話を聞くと不安はぬぐい切れませんでした。そんなとき、以前テレビで見かけていた婚前契約書のことを思い出したのです。
婚前契約とは、結婚後の生活や離婚後のトラブルを防ぐため、結婚前に夫婦の間でおこなわれる契約のことです。文書には、家計負担や子育てや家事の役割分担を記載することもありますが、これらの項目を決めても、今後何度も変更が必要になる可能性が高いと考え、私たちは親族との付き合い方や財産関係、DVや浮気に関する項目を中心に作成しました。
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