親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
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結婚後に初めて知って驚いたというお話をまとめています。
結婚後、夫の価値観に驚いたエピソードです。私が健康保険証の切り替えをおこなうタイミングで、保険証の裏面に書かれている「臓器提供にかんする意思表示欄」の話題になったのですが……。
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結婚してしばらく経ったときのことです。期限が近づいてきたため、健康保険証の切り替えをおこなった私。切り替える際、保険証の裏面にある臓器提供の意思表示欄も新しく書き直しました。臓器提供の意思表示の欄には、本人直筆の署名のほか、家族が署名できる欄もあるため、夫からも署名をもらいました。
そのときにふと、これまで夫から保険証の署名を求められたことがないと気づいたのです。
もちろん夫も保険証や免許証を持っていて、当たり前ですが更新もしています。そこで、なぜ私に署名を求めてこないのか尋ねてみたところ、夫は免許証の真っ白な裏面を見せながら「そもそも臓器提供の意思表示欄を一度も記入したことがない」と言うのです。
私は驚いて「でも……もしあなたが脳死の状態になったら、私どうすればいいかわからないよ?」と聞きました。すると、夫は「そのときは君の好きにしていいよ」と言うのです!
私自身は、意識がなくなったときに自分の体をどうするかは自分自身で決めたいと考えており、たとえ夫でもその判断を覆されたくはありません。そのためにも、夫には私の意思表示に同意してもらった上で署名をもらっています。
臓器提供の意思表示をしない理由が「書くのが面倒だから」「どうせそんな状態にはならないから」といったものであれば、まだ理解はできます。しかし、夫は「脳死状態になったときの自分の体をどうしたいか」ということに、まるで関心がないようなのです。
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