「兄貴の食事はない」弟の結婚式から追い出されそうになった僕。すると新婦が泣きだして…！？
目次 1. 高卒の僕をバカにする弟 2. 弟の嫌がらせに呆れて… 3. A子さんは泣きながら！？ 4. 反省した弟は… A子さんは泣きながら！？ …
明確な意思を持たない夫
ふと思い返してみると、日常生活の中でも夫に対して「あまり自分の意見をはっきり言わないなぁ」と感じることがたびたびあります。映画館に行ったときにどの作品を見たいか、アパレルショップでどの洋服がいいかなど、自由に意見を言える状況であっても、夫は私に「どう思う？ 君が選んで」と判断を委ねることが多いのです。
とはいえ、私は「夫は自分の気持ちをうまく表現できないだけで、おそらく意思そのものはしっかりと持っているのだろう」と考えていました。
しかし、今回の件で「そもそも夫は自分の意思を強く持っていない人なのだ」と理解したのです。自分の体がどう扱われるかについてまったく関心がない人も存在するのだと知り、非常に驚いた出来事でした。
まとめ
私はこれまで、夫が自分の気持ちを出せるように、あらゆる場面で夫の意見を聞き、夫が自分で選択肢を決められるようにサポートしてきたつもりでした。しかし今回の件で、そもそも自分の意見や好みが存在しない状況で、意見や好みを聞かれるのはつらかったかも……と反省しました。ただ、夫には食事など好みが存在するものもあるため、今後はうまくバランスを考えた上で、夫に「何がいい？」と尋ねたいと思います。
著者／百田
イラスト／おみき
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