友人のような夫。レスでも…「まあいっか」と思っていた私の意識が変わったキッカケは
夫とは小学校からの幼なじみです。交際していた際も友人のような感覚だったからか、結婚時もずっとレスの期間が続いていました。結婚4年目になったとき、「 …
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家事や育児、仕事など毎日の生活に疲れて気持ちも体力も余裕がなくなって不安定になっていた私。いつまでこの状態が続くのかと不安からか、夫に当たってしまうことも多くなり……。「離婚」という言葉も出てきて今後のことを話し合ったお話です。
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もともと家事や家計管理が苦手で、家事と育児の両立がストレスになっていた私。毎日の生活で精一杯ながらも一応こなしてはいるつもりでした。そんな私に、「家事は手抜きでもいいから、とにかく穏やかに笑顔で楽しく過ごしていて」と言ってくれていた夫。私もそうしたい気持ちはやまやまでしたが、日々の疲れが蓄積し、家事もおろそかになり、笑顔になれないことも増えてきました。
すると……「家事は手抜きでもいいから、とにかく穏やかに笑顔で楽しく過ごしていて」と言ってくれていた夫から、次第に「最低限の家事しかやっていない」と言われてしまうように。
結婚して6年。今まで大きな問題はなく、なんとなくうまくやってきたつもりでいましたが、お互いのすれ違いで、関係にズレが出始めてしまったのです。
そんなとき、私のストレスがピークに達し、精神的にも肉体的にも限界を感じてきました。結婚生活も家事も育児もすべて放り出してしまいたい……と思うほど。そんな私の様子に夫も限界を感じていたようで……「どう接していいかわからないし、悲観的に捉えるのもイライラしているのも何とかしてくれ」と言われてしまいました。
そのときの私は「この人と結婚したからこうなった、私は今後この人とやっていけるだろうか?」とさらに不安な状態に。そして私は「幸せになりたくて結婚したのに、こんな状態になるならもう離婚してもいい」と号泣しながら口にして……。
夫は、まさか私から離婚という言葉が出てくるとは思っていなかったのでしょう。「落ち着いたらしっかり話し合おう」と言葉をかけられました。
号泣した翌日、私は精神科か心療内科、婦人科を受診しようと決意し、当日の予約が取れた婦人科を受診。家庭のこと、気持ちが不安定なことを相談すると……加齢やホルモンバランスの乱れ、ストレスが重なって不安定になっているのでしょう、とのことでした。
医師に話を聞いてもらったことで少し冷静さを取り戻せた私。その日に、夫と話し合いの場を設けることにしました。すると、夫からかけられたのは「このまま何歳になっても仲良く歳をとっていきたい」という言葉……。意外でした。正直、夫は「関係を終わりにする」ことに賛成だと思っていたからです。
夫は「俺もつらかったけど、ママもつらかったんだよね」と切り出し……私の気持ちも汲んでくれようと努力してくれた様子でした。そして、改めて私たちが直面している問題をどう解決したらいいのか、いろいろと考えを聞かせてくれました。
その日の話し合いは「これからも一緒に頑張っていこう」ということで話がまとまりました。私も冷静になって考えてみると、夫に対し当てつけのように怒りを向けてしまうこともあり、申し訳なかったと思います。
今回のことで、夫は話し合いがちゃんとできる人でよかったと思いました。今後もいろいろと問題が起こるかもしれません。そのたびに解決しながら、一緒に人生を歩んでいきたいと思います。
著者:Sugar111佐藤 幸代/本職は20年以上の現役エステティシャンの40代ママ。交際0日の電撃婚。3姉妹と夫の5人家族のドタバタな毎日を執筆。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年4月)
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