「えー！何その姿！」寝違えて首を痛めた私。コルセット姿の私を見た夫の反応に…

今から数年前のことです。私は人生初の「寝違えて首を痛める」という経験をしました。以前周りの人から「ものすごく痛い」「首が回らない」「腕があがらない」などと聞いていましたが、本当にその通りでした。そんな状態の私の姿を見た夫は……。

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え！？首が痛くて動かない！

ある日の朝、いつも通り目を覚まして体を起こそうとしたとき、首の異変に気がつきました。首が動かない！ 動かそうとすると首が痛くて動かせない！ 同時に肩や腕も痛い！ 何これ？ 私の体どうなってるの？という感覚でした。

激痛に耐えながら何とか起きて朝ごはんを食べながらスマホで首の痛みについて検索していると、頸椎ヘルニアという検査結果が。私はとにかく病院へ行かなくてはと思い、すでに仕事へ行った夫へ「首が痛いから病院に行く」とメッセージを送り、外出準備をしました。

整形外科での診察

ネットで検索しただけなのに「私は頸椎ヘルニア」と思いこみ、この痛みがいつまで続くのか、これから先どんな治療をするのか、いつになったら治るのかなど頭の中でグルグルと考えながら整形外科へ。

そして診察室で「朝起きてから首がまったく動かせなくてとても痛いです。肩や腕も痛いです。頸椎ヘルニアかもしれません」と激痛と今後のことが心配すぎて半泣きになりながら先生に伝えました。

先生はすぐに首や肩のレントゲン撮影の手配をしてくれ、結果を確認すると……「これ頸椎ヘルニアじゃないよ。頸椎はとてもきれいな状態だから心配しなくて大丈夫。寝違えて首を痛めたんじゃない？」という言葉が。

コルセットを装置し、帰宅すると

頸椎ヘルニアだと思い込んでいた私は「寝違えて首を痛めた」という先生の言葉にほっとひと安心。しかし首・肩・腕の激痛と動かせないという症状は変わりません。先生から「痛みがかなり強いみたいだから今日から1週間はコルセットをつけて。あまりにも痛いときは痛み止めを飲んでね」と言われ、看護師さんにコルセットをつけてもらい自宅に帰りました。

自宅に着いて夫に「寝違えて首を痛めたみたい。ものすごく痛いから夜ごはんは何か適当に買ってきて」とメッセージを送りました。

まとめ

夜になり夫が仕事から帰ってくると……私を見るなり大笑いしながら「おぉ！ そのコルセット……」と、コルセット姿がそんなにおもしろいのかいつまでもゲラゲラ笑っていました。

私のコルセット姿を見たら夫は心配するかもと思っていたので予想外の反応にびっくり！ でも必要以上に夫に心配をかける結果にはならなかったので、まぁいっか……と思った経験でした。

著者／吉野 詠美
イラスト／マメ美

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