
「結婚とは、家と家とが家族になることなの!」これは、私が義家族との付き合いにうんざりし、義理の家族を避けていたときに義母に言われた言葉です。当時24歳だった私は、なんて考え方の古い人なんだと思ってしまいました。こうして家族、親戚との付き合い方に温度差のある私と義理の母との対立が始まったのです。
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彼は田舎育ちの男3兄弟の次男坊
彼との出会いは職場でした。彼はいつもやさしく丁寧に仕事を教えてくれる頼れる先輩で、私はいつのまにか彼のことを好きになっていました。彼も同じように私を意識してくれていて、出会って3カ月で交際スタート。早く結婚したいという考えが一致した私たちは、交際1年でゴールインしました。
彼の実家は田舎にあり、大きな土地をもち代々継承していました。彼には兄と弟がいて、2人ともすでに既婚者。実家の土地は兄夫婦が継承することに決まっていたため、私たち夫婦はこの問題に関わらないと決めていました。
予定おかまいなしに義母から連絡が
土地の跡継ぎ問題を抱える義母は、私たち兄弟夫婦と仲良くすることに非常に強いこだわりを持っていました。
夫によると、将来兄夫婦が突然「実家には戻らない」と言ってきた場合の保険をかけているのだそう。月に1回以上の頻度で「みんなで〇〇へ遊びに行こう」「みんなで家にごはん食べにおいで」と連絡を入れてきます。私たちはそれぞれ仕事の都合もあり休日が違うのに、そんな個人の都合はお構いなし。誘いを断るのはご法度でした。遠方に暮らす私たち夫婦にはかなり厳しい条件です。
良かれと思って誘ってくれる義母の気持ちとは裏腹に、誘われるたびにストレスが溜まっていきました。私はとうとう我慢の限界を迎え、理由をつけては誘いを断るようになりました。
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