
生理前の約1週間、私は情緒不安定や集中力の低下はありませんが、1つだけ悩まされている症状があります。それは「睡魔」です。仕事中の睡魔ほどつらいものはありません。今後うまく付き合っていきたいと思い、私なりの対処法を考えました。
生理前に訪れる異常な睡魔
私は生理中のおなかや腰の痛みもひどいですが、生理前の症状にも悩まされていることがあります。それが「異常な睡魔」です。普段は最低7時間睡眠を確保して生活しているのですが、生理前になると8時間や9時間などいつも以上に寝ても日中眠くなってしまうのです。
しっかりと運動をして夜ぐっすり寝ても眠い、栄養のあるごはんを食べてスマホを触らないで寝ても眠い、昼夜関係なく、とにかく常に眠気と戦っている状態なのです。
睡魔のせいで、仕事が進まない…
しかし、私も社会人。昼間は仕事をしなければなりません。
とはいえ、生理前の1週間はいつもならすっきりしているはずの午前中もなんだかボーッとしています。大事な会議があっても頭がうまく働きません。お昼を済ませてからの午後の時間は特に睡魔との戦いがひどくなります。何度も頭がカックンとなりました。とにかく常に睡魔に邪魔されて、一向に仕事が進まないのです。仮眠をとっても、コーヒーを飲んでも眠たい時間が続くストレスに加え、仕事が進まないイライラも募ります。
「仕事を休んでゆっくり寝られたらな……」と思いましたが、生理休暇を取れたとしても、眠いからといって1週間丸々休むことはできるはずもなく、どうすればよいか悩んでいました。
生理前の仕事は、ある「ルール」で
生理前の睡魔との付き合いを続けるなかで、私はとある対処法を思いつきました。それは、生理前の時期は仕事を詰め込みすぎない、余裕のあるスケジュール管理をする、デスクワークを避け、体を動かすような仕事を入れるという方法です。
このように仕事を調整しておくだけで、毎月の睡魔を少し抑えられるようになりました。頭のみではなく、なるべく体を動かす仕事を増やすことで、眠気とのバランスを取りながら仕事ができるようになったのです。そして、自分の気持ちもラクになりました。
まとめ
以前は、生理前、仕事をしようという気持ちはあるのに実行できないぐらいの眠気が襲ってきて、どんなに寝てもなかなか解決できませんでした。しかし、生理前の睡魔はくるものだと構えて準備したことで対処できました。睡魔が調整できないなら仕事のほうを調整する、それが私の対処法でした。
監修/助産師REIKO
著者/黒木美沙
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