
小6で初潮を迎えた私。母に伝えると「おめでとう」と言ってお祝いしてくれました。それからナプキンを渡してくれたのですが、それを見て衝撃! しかも「これを捨てて、新しいのを買ったら許さない!」とまで言われて……。
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初潮を迎えた私に母が渡してくれたのは…
私が初潮を迎えたのは小学6年生のとき。間もなく21世紀を迎えようとする1999年のことです。母に伝えると、「おめでとう!」と言ってお祝いに私の好物を作ってくれました。と、ここまではハートフルでよかったのですが……。
同時に母は、自分が使わなくなって余らせたナプキンを私に渡してきたのです!
当時49歳の母は、43歳のときにすでに閉経していました。わが家は兄2人と両親の5人家族なので、母以外にナプキンを使う人はいません。しかも、母は何でも安いときにまとめ買いをする人。そんな母は、昭和末期から平成初期に購入したと思われる大量のナプキンを、6年も眠らせていたのです!
性能の違いに愕然した母のおさがりナプキン
母のおさがりナプキンは、長方形のコットンで、角に丸みがありませんでした。羽はなく、ショーツに装着するためのテープも真ん中に申し訳程度に付いているだけ。包装も使用済みナプキンを包みやすいように広げられるタイプではなくて、袋状でした。
なにより大きく違うのが、その使用感! まるで厚手の脱脂綿を局部に当てているようなのです! 今のような吸水力に優れた素材が使われているわけではないので、吸収力は期待できないし、肌あたりもサラッとするどころかベタつく感じ……。また、粘着力が心もとなくてズレやすく、推定15~17cmの長さはお尻側までカバーできずに、後ろから漏れていたことがよくありました。
あまりにも使い心地が悪くて母に不満をぶつけたのですが、母はひと言、
「今あるのを捨てて新しいナプキンを買ったら許さないから!」。
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