
私がPMS(月経前症候群)という言葉を知ったのは20代前半のころ。生理1週間前になると、腰痛と自分では止められない食欲、コントロールできない精神状態で自己嫌悪になることも多くありました。そして、あるとき事件を起こしてしまったのです。
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PMSを知ったきっかけ
「PMS」という言葉を知ったのは、友だちとのスキー旅行でした。1日が終わり、みんなは温泉を楽しんでいるのに、私は生理のため温泉に入れずひとりぼっち。でも自分なりに楽しみたいと、宿泊施設にあったマッサージに行きました。
マッサージを施術をしてくれた方に、楽しみにしていた温泉に生理で入れないこと、生理も嫌だけど、生理前は心身共にもっとつらくて嫌だと感じていることを話していたら「それってPMSじゃない?」と言われたのです。
今まで聞いたことのない単語でしたが、話を聞くと自分の生理前の症状にぴったり! それからネットでPMSを緩和する方法を調べるようになりました。
大人なのにコントロールできない
PMSというものを知って、アロマを使ってみたり、ストレッチを生活に取り入れたりと、できるだけその時期はストレスを抱えないようにセルフケアをするようになりました。それでも社会で生活するうえで、ストレスは感じてしまうもの。
その日は仕事でイライラすることがあり、見かねた同僚が帰り際に「ごはんへ行こう!」と声をかけてくれました。その気持ちがうれしくて行ってはみたものの、なぜだか急に気分が落ち込んでしまったのです。
「耐えないと!」と思っても勝手に涙が出てきて、同僚もオロオロ。普段なら何でもないことなのに涙が止まらず、同僚を困らせてしまいました。「大人なのに情けない」と、私はさらに落ち込みました。
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