「女の人の血って青いんだ」女性用品のテレビCMを見た10歳の息子の言葉に、私はハッとして
近年「生理休暇」という言葉をより聞くようになりましたが、同時に「積極的には取りづらい」という声も耳にし、まだ「生理」に対する認識は人それぞれだなと …
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もともと私は生理が軽いほうで、1人目の子どもが生まれたあとの生理は、産前と同じくらい快適に過ごしていました。そして、2人目が生まれて1カ月後に生理が再開したときも、「今回もこれまでと同じ感じでしょ」と思っていたのですが……。
★ムーンカレンダーで注目を集めた【産後の生理】の記事⇒「起きて。出血してる!」産後1カ月。突然、夫に起こされた私。シーツを見ると、赤いシミが…!?
現在、私は2人の子どもを子育て中です。
1人目を出産したあとの生理は、産前とほとんど変わりませんでした。2~3日目は量が多くなるものの、それ以外は不調になることもありませんでした。
ところが、30歳で2人目を出産したあとに思わぬ事件が。2人目が生まれて約1カ月後に再開した生理は、これまでと様子が違ったのです。
それは、2人目が生まれて1カ月が経ったころ、夜に起きた出来事です。生理が再開したのですが、「今回も生理は軽いし大丈夫でしょ」と思い、いつも通りに普通サイズの夜用ナプキンをつけて就寝しました。
しかし、朝起きて布団を見ると、そこには赤く丸い汚れが!
ショックでした。布団を経血で汚してしまうのは、まだ生理にも慣れていない10代のころ以来で、久しぶりすぎて「マジか」と思わず声が出たほど。しかも、それを見た夫が「ねぇ! 布団汚れてたよ!」とわざわざ指摘してきたのです!「知ってるわ! 大きな声で言わないでよ!」と心の中で悪態をつきながら、むなしく下着を洗い、ナプキンを交換するためにトイレへ。
すると、いつもトイレ内の棚に常備していたナプキンが、その日に限ってタイミング悪く品切れで……。でも、トイレを出て廊下の向かいの収納棚まで行ったら、ナプキンのストックがあるはず。「ドアを開けて外に出たとしても、すぐにナプキンを取れるし……サッと行けば大丈夫なはず!」と、下着を膝下までおろしたまま、のしのしとトイレから出てナプキンを取ろうとしたのですが……。
どこかから視線が! ハッとして横を向くと、夫が「何してるの……?」と。
夫とはお風呂も一緒に入りますが、ナプキンをつける・取るなどの行為は、やはり恥ずかしくて、見せたことがありませんでした。ナプキンをつける以上に恥ずかしい場面をバッチリ目撃された私は、戸惑いといたたまれなさで、顔から火が出る思いでした。
この事件以降、生理予定日が近づくと、ナプキンがちゃんとあるかトイレの棚を確認し、寝るときは30cmの大きめの夜用ナプキンを使うようになりました。
その後、毎月の出血量がなぜか減ったのですが、それでも「寝ている間に布団に漏れてしまったら」という不安はぬぐえません。また恥ずかしい思いをしないよう、夜用の大きなナプキンをつけてビクビクしながら寝ています……。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文/ゆきんこ
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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