「いつまで夫の世話を」息子の独立で夫婦関係に亀裂。頭をよぎる熟年離婚、その行方は…
子どもが独立し、夫婦2人での生活となった私。少しはゆっくりできると思っていたのですが、夫に対する不満が次々と出てきてしまい……。 目次 1. 家事 …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
誰もが認める仲よしカップルだった私たち。思い出の海辺で、彼はベタなプロポーズをしてくれ、私はうれしくて号泣しながら頷きました。思い出すと、きりがないくらい幸せいっぱいな私たちでしたが、結婚をきっかけに、私たちの関係は大きく変わってしまったのです……。
私たち夫婦は、友人や知人などあらゆる人から「本当に仲がいいよね」と言われるようなカップルでした。彼のご両親との関係も良好で、彼よりもむしろ私をかわいがってくれるほどです。結婚が決まったときにはお互いの友人たちがすごく喜んでくれ、仲のいい友人が20人ほど集まって、婚前パーティーを開いてくれました。
2人の思い出の海辺で彼がサプライズで渡してくれた婚約指輪も、とてもきれいで……。結婚が決まったとき、私は何もかもがうれしく何気ない毎日がキラキラして見え、幸せでいっぱいでした。
子どもが大好きな私は、結婚する前から「早く彼の子どもを産みたい」と心から願っていました。
しかし、もともと彼はかなりのヘビースモーカーでギャンブル好き。私もパチンコが好きなので、好きなパチンコの台が出ると、いつも彼と一緒に打ちに行っていました。
これから妊活をするとなるとタバコの煙を吸うのは良くないですし、養育費のために今のうちから無駄な出費を抑えようとも考え、私たちは「お互いにギャンブルをやめること」「彼はタバコをやめること」そして「2人で協力して妊活していくこと」を夫婦のルールとして定め、結婚生活をスタートさせたのです。
このときは、お互いに想像すらしていませんでした。「より良い未来のために」と思って決めたこれらのルールがきっかけで、私たちの関係が破綻することになるなんて……。
その後、結婚して妊活を始めた私たち。6年もお付き合いをしていた期間があったので少しセックスレスぎみではありましたが、まずは基礎体温を計測しながらタイミングを図り、私たちなりに妊活していくことに。
そんなとき、彼が私に内緒でタバコを吸い、仕事帰りにパチンコに行っていたことが発覚しました。しかし、あまり厳しく制限したら夫婦仲が悪くなるかもしれないと懸念し、子どもができたら自然と彼もやめてくれるだろうと考え、今回はあえて指摘せずそっとしておくことに。
そのあともしばらく自分たちなりに妊活を続けたのですが、妊活を始めて1年が経っても、なかなか子宝には恵まれませんでした。もしかして妊娠しにくい体質なのかな? などとマイナスな思考に陥り、私の気持ちは焦るばかりです。
そこで、私は「産婦人科に行って検査を受けてみよう」と彼に提案してみました。しかし、彼は病院に行く意味がわからないと言い、まるで聞く耳を持たないのです。あんなに仲がよかった私たちでしたが、その後も彼はタバコやギャンブルをやめてくれず、妊活に対しても非協力的な姿勢のまま。こうして、私たちはケンカの絶えない夫婦になっていきました。
結局、結婚して2年ほどで私たちは離婚しました。彼が、結婚時に決めた夫婦ルールを守ってくれなかったからです。周囲の人たちは私たちが離婚するなんて信じられないという反応でした。妊活を始めてからも彼がタバコやパチンコをやめなかったとき、自分でも知らないうちに私の気持ちは冷め始めていたようで、1年経っても妊娠できなかったころには夫婦仲は完全に冷め切っていて、お互い離婚の2文字を意識していたように感じます。
今振り返ると、結婚前にもっと夫婦のルールについての意識を擦り合わせておくべきだったと思います。それができていれば、離婚する結末にはなっていなかったかもしれません。
著者/月野 結
イラスト/かたくりこ
今でこそよく気のつく夫ですが、結婚当初は「ありえない」と思うことも多くありました。今でも、結婚当初に言われた言葉で忘れられないものがあります。それは、私が熱っぽく体調が優れなかった...
続きを読む私は今、結婚して3年目です。子宝にも恵まれ、子どもも3歳に。いずれは夫の実家に入ることになっているのでマイホームはありませんが、そこそこの賃貸マンションに住んでいます。夫はとてもい...
続きを読む元夫との間にはなかなか子どもができず、不妊治療を頑張っていました。とにかく妊娠するために、頭のなかはセックスのことばかり。しかし、いつしか夫婦間ですれ違いが生じていったのです。 な...
続きを読む娘たちが大好きで、いろいろなお世話を積極的におこなってくれる夫。しかし、私はそんな夫に対してどうしてもイライラしてしまうところがあって……。 できるだけ娘の世話をしたい夫 夫は娘た...
続きを読む私はバツイチで再婚しています。実は前の夫、今の夫との間には共通の悩み事がありました。その悩みを解消するために、私が試したある秘策についてお話しします。 いつの間にか、男女の関係でな...
続きを読む子どもが独立し、夫婦2人での生活となった私。少しはゆっくりできると思っていたのですが、夫に対する不満が次々と出てきてしまい……。 目次 1. 家事 …
今でこそよく気のつく夫ですが、結婚当初は「ありえない」と思うことも多くありました。今でも、結婚当初に言われた言葉で忘れられないものがあります。それ …
病気の父の看病で忙しかった私。夫と義母はそれが気に食わなかったようで、父が亡くなり葬儀をした際、ある問題行動をし……。 1 2 プロフィール 投稿 …
職場では料理下手として知られている私。念願叶って30歳で結婚しました。料理が苦手であることは結婚前に夫に伝えた上での新婚生活。直後は、私なりに料理 …
食にうるさい私の夫。ある日、私の手料理を食べながら驚愕の発言をし、私はとてもショックを受けました。夫は無意識だったと言いますが……。 1 2 プロ …
私には離婚した元夫がいます。彼は父親の存在を一切知らされないまま、母子家庭で育ったそうです。とはいえ、私たちの間に子どもが生まれたとき、彼もそれな …
シフト勤務の私はカレンダー通りに仕事を休むことが難しく、お盆やお正月になかなか義実家に顔を出すことができません。義母はそれを不満に思っているようで …
夫は飲み会が大好きです。わが家は小さな子どももいるため、私としてはあまり飲み会に行ってほしくないというのが本音ですが、なるべく終電までに帰ってくる …