「いつまで夫の世話を」息子の独立で夫婦関係に亀裂。頭をよぎる熟年離婚、その行方は…
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――他にも、北村さんのもとによく寄せられるお悩みはありますか?
北村さん:圧倒的に多いのが「不倫発覚後の再構築」のお悩みですね。これは本当に多くて、実は昨日もご相談に来られたご夫婦がいらっしゃいました。
――そうなのですね。不倫がわかったとなると、された側はなかなか許すことが難しそうですが……。
北村さん:そうですね。不倫相手との関係はすでに絶ってもらったものの、精神的なダメージもあり、どうしても相手への信頼を回復することができず、関係に深い溝ができてしまった、というケースが非常に多いです。
お子さんがいらっしゃったり、経済的な面でひとりで子どもを育てられなかったりなど、様々な理由から離婚することができず、再構築を望まれてご相談に来られる方が多いですね。
――不倫した側とされた側では、再構築に向けて、そもそも立場に大きな差がありますよね。感情的にも、まったく異なるものを抱いていそうです。
北村さん:当然、不倫した側は謝ることしかできませんよね。しかし、どれだけ謝っても「あのとき不倫したでしょ」と何度もののしられ、心の底から反省しているのに許してもらえない。心を入れ替えて頑張っているのに信用してもらえない、というストレスがあるようです。
一方、不倫された側はもちろん信用できませんし、いつまで経っても心の中は猜疑心(さいぎしん)でいっぱい。相手を許して良好な夫婦関係に戻りたい気持ちもあるものの、過去のフラッシュバックもあり、何度も責めてしまう。離婚せずに夫婦関係を修復しようと決めたものの、心の中の整理ができない。
このように、不倫した側とされた側では心理的に大きな違いがあります。
――なかなか解決が難しそうです……。どのように夫婦関係を再構築していけばいいのでしょうか。
北村さん:やはり不倫発覚後の再構築においても、そのご夫婦によって解決策は異なります。まずは、このような不倫問題が起こる前はどのような夫婦関係だったのか、お互いにどのような不満を抱いていたかなどをヒアリングして、「どうして不倫に至ったのか」という、根本的な問題を見直すところから始めます。その上で、関係修復に向けてどのようなステップが必要かを考えていきます。
不倫された側はどうしても心に大きなトラウマを抱えてしまい、心身に不調をきたすことが多いので、個人カウンセリングの機会を設けて、長期的な心のケアをすることも多いです。
繰り返しになりますが、不倫された側が過去のトラウマを乗り越えて相手のことを再び信用し、再構築に至るまでは長い時間がかかります。そのため、ゆっくりと時間をかけて、奥様と旦那様がそれぞれの課題に向き合っていくことが大切です。
今回は、夫婦カウンセラーの北村さんに、夫婦カウンセリングでよく寄せられるお悩みについてお話を伺いました。北村さんによると、産後クライシスや不倫発覚後の再構築のお悩みが特に多いそうです。
もしかしたら、本記事を読んでいる方の中にも、ずっと同じことで悩み続けてつらい日々を過ごしている方がいらっしゃるかもしれません。「相手を許せない自分がおかしいのか」「なぜ自分がこんなにも責められないといけないのか」と自問自答を続けるのは、精神的にとてもつらいものです。
そんなときは、中立的な立場から寄り添ってアドバイスをくれる専門家に相談してみると、少しは心がラクになるかもしれませんね。
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