「入籍することになったから」…することになった、とは!?「昭和男」の独特すぎるプロポーズ
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長年付き合っていた彼と入籍することになった私。しかし、実は彼からプロポーズはありませんでした。プロポーズなしで結婚するのかと思っていると……。
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数年前、出会いを求めていた私はマッチングアプリを利用していました。マッチングアプリを使うのは初めてで、どんな人とマッチするのか不安でしたが、そんなとき今の夫となる彼と出会ったのです。
やりとりをしていくうちに、どんどん彼のやさしさに惹かれ、何回か会っていくうちに付き合うことになりました。そして、付き合って3年になった日に彼と結婚!
私の中で「プロポーズ」は、どこかきれいな景色や夜景の前でするのかなと思っていましたが、実際はちゃんとしたプロポーズはありませんでした。付き合って2年経ち、そろそろ同棲しようかという流れになったときに、そのまま「じゃあ、結婚ってことだね」と自然な流れで結婚に至ったのです。
何度か彼にプロポーズの話をさりげなくしてみたものの、彼はあまりピンときておらず流されてしまって……。少しモヤっとしていましたが、大好きな人と結婚できると思い、あまり気にしないようにしていました。
そして、無事入籍することができ、ウェディングフォトを撮ろうという話に。コロナ禍ということもあり、まだ盛大に結婚式をできないからせめて写真だけは……という気持ちでした。
そして、その打ち合わせのときに彼がお店の方に衝撃的なことを話しているのを聞いてしまったのです。それは、「このウェディングフォトでしっかりとプロポーズしたい」ということ。
彼なりにプロポーズのことを考えていてくれていて、私の思いも汲んでくれていたのでしょう。こっそりと聞いてしまった私は、うれしくて涙が止まりませんでした。
理想のプロポーズとは違うプロポーズになりましたが、彼のやさしさが身に沁みた出来事になりました。彼に「結婚してよかった」と思ってもらえるようこれからも頑張ろうと思います。
著者:浦田むに/女性・主婦
イラスト:すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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