
私はもともと生理が重く、薬を服用しないと動けなくなるほどの生理痛に悩まされていました。2年ほど前に低用量ピルの存在を知り、婦人科で診察を受けて服用しています。そんな私がピルを始めたきっかけと、服用して特によかったと感じていることをお伝えします。
きっかけは知人の紹介
婦人科に行ってみようと思ったきっかけは、知人から病院を紹介してもらったことです。診察で生理中の症状を説明して、低用量ピルを処方してもらいました。先生からは血栓症の予防で水分をこまめにとったほうがいいと教えてもらい、常に意識しています。
服用し始めのころは、副作用で胸の張りとだるさを感じていましたが、1カ月ほどで症状はなくなりました。また、毎日決まった時間に飲むことを意識しなければならず、最初はカレンダーにメモをするなど大変でしたが、今では習慣になっています。
生理痛が軽減された!
ピルを服用してまず実感したのは、生理痛の緩和でした。効果には個人差があると思いますが、私の場合は、生理中は動けなくなるほどひどかったのが、今では普段と同じように生活できています。
また、PMS(月経前症候群)の症状である胸の張りやイライラも軽減されたと感じています。私は、特に胸の張りによる痛みに悩まされていましたが、服用してから数カ月後にはほとんど症状が出なくなりました。生理前の不調が軽減されたことで、生理との付き合い方がじょうずになったような気がします。
生理周期を把握して心に余裕ができた
それまでは予定していなかった日に生理がきてしまい、慌ててナプキンを買うことが度々ありました。今では安定した周期で生理がくるようになったので、その心配もなく気持ちに余裕が生まれています。遅れたり早まったりする不安がなくなったことで、それまでは「生理がいつくるかわからない」という状態をストレスに感じていたんだと実感しました。
また、生理前にイライラすることがあっても、生理前だからこう思ってしまうんだな、と考えられるようになり気持ちがラクになりました。一緒に住んでいるパートナーにも生理周期を共有して、その前後の家事分担を減らしてもらうなど助けてもらっています。
婦人科に対するハードルが下がった
ピルの服用を始めて通院するようになってから、婦人科へのハードルがぐっと下がりました。これまで何か違和感があっても行く勇気が出ず、ついそのまま過ごしていましたが、今はなるべく早く不安を解消するように心がけています。
例えば、おりものがいつもと違うけど大丈夫かな……と心配になったとき、次の診察で質問できるようにメモをする癖ができました。また、婦人科に行くのが習慣になったことで、ピルの処方だけでなく定期的な検査もしてもらうようになりました。
まとめ
最初は低用量ピルの知識がなかったので不安もありましたが、今では身近な存在に。身体的な負担の軽減だけでなく、精神的にもラクになったと感じています。以前は「生理は痛くて当たり前」だと思い込んでいましたが、その考えが間違っていたことも実感。もちろん服用する上で注意点もあるため、それを守りながら継続していきたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
著者/上原あや
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