
産後の生理再開から、生理中のムレやかぶれ、かゆみが気になり始めた私。それまでは生理用品やデリケートゾーンのケアにもあまり関心がありませんでしたが、これを機に気にするようになりました。
今まではなかったのに…。産後の生理再開で悩み
20代半ば、1人目を産んで生理が再開したころのことです。私の生理は、3日目までは経血が多く、4日目以降は経血がほとんど出ないものなのですが、この経血がほとんど出ない4日目以降にムレやかぶれ、かゆみが気になるようになりました。
これまではこのような悩みもなく、生理では困ることがとくにありませんでした。そのため、生理ナプキンも、たまたま安く手に入るもの、コンビニで買えたものなど、どんなナプキンでもこだわりはなく、適当に選ぶことが多かったのです。しかし、この悩みが出てき始めてからは、 生理時のデリケートゾーンのケアに、俄然こだわるようになりました。
ナプキンの質、石鹸、塗り薬、いろいろ試してみた!
はじめに気にし始めたのは、生理用の紙ナプキン。ネットでかぶれにくいと口コミのあったものや、パッケージに「オーガニックでかぶれにくい」と表記のあった厚みのあるものを試しました。結果としては、どれもかゆみは悪くならないものの、改善しなかったり、少しよくなったかなと感じたりする程度でした。
次に、気になったのが石鹸。デリケートゾーン専用の石鹸を使うようにしました。すると、石鹸による刺激はなくなり、ピリピリ感やかゆみが少し和らぎました。でも、「やっぱりまだ気になる……」という感じ。
どう頑張っても劇的によくなるということがなかったので、頼ってみたのがデリケートゾーンのかゆみを止める塗り薬。 経血の臭いや手の汚れが気になりながらも、トイレに行くタイミングで塗ってみました。これで、一時的にはよくなるものの、結局、翌月にはまた振り出しに戻るという感じでした。
最後に試した布ナプキンの感想は…
最後に手にしたのが「布ナプキン」です。 でも、経血量の多い3日目までに使うのは、経血の漏れや交換の手間が気になったので、 かゆみが出やすく、経血の少ない4日目以降に使ってみることにしました。実際に使った感想はというと、かなり快適!ムレにくさと肌触りが、圧倒的によかったのです。
悩んでいたかゆみも出なくなり、すっかり布ナプキンの虜になった私。 沈みがちな生理のときに気分が明るくなるような、かわいいいデザインのものもたくさんあるし、洗濯もそんなに手間ではありませんでした。経血のシミが気になったときにだけ、漬け置き洗いをする程度です。エコで地球にもやさしいし、夏に気になる使用済みナプキンの嫌な臭いもなくなりました。
まとめ
生理について悩みがないと、適当に済ませてしまいがちな生理用品などのデリケートゾーンのケア。 ですが、生理は、長い期間の毎月、月の約1/4を占める1週間もの間、付き合っていくものです。私は、生理時の悩みをきっかけに、自分の身体と少し向き合うことができたような気がします。その時々の自分の体の状態をよく知って、新しいものにチャレンジしてみるのも大事だなと気づかきました。
監修/助産師REIKO
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文/山田花子さん
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