
私は、楽しみにしていた推しのコンサートと生理が重なってしまったことがあります。チケット争奪戦を勝ち抜き、グッズやうちわを準備し、新しく買った参戦服に身を包み準備万全! 生理が重なったことだけは予定外でしたが、ナプキンもつけたし大丈夫だろうと油断していて……。
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コンサートに向かう道中でまさかのハプニングが!
翌日にずっと楽しみにしていた推しのコンサートを控えていた私。しかし、タイミング悪く生理がきてしまいました。そしてコンサート当日。私はいつも通りナプキンをつけてコンサート会場へ向かいました。タクシーに並んでいると、後ろに並んでいた私と同じファンであろう女性から、トントンと肩をたたかれ小声で話しかけられました。
なんだろうと振り返ると、彼女は「すみません、スカートに染みができちゃってて……」と言います。驚いた私がスカートを確認すると、確かにおしり部分に赤黒く大きな染みが……! この日に限って、いつもつけているナプキンでは容量が足りなかったようです。しかも私は薄い色のスカートをはいていたので、経血汚れがとても目立ちます。
このままではタクシーには乗れないと絶望していると、彼女が「よければ一緒に乗りませんか? これ使ってください」と言って、ビニール袋を渡してくれました。
感謝してもしきれない
私は彼女の厚意に甘えて、ビニール袋をおしりの下に敷きタクシーを相乗りさせてもらうことに。乗車中、親切な彼女は「よかったら」とナプキンまで手渡してくれました。きっと汚れていることを知らせるのは勇気が必要だったはずです。見ず知らずの私に、こんなに親切にしてくれる彼女は神にしか見えませんでした。
会場に到着後、親切な彼女と別れたあと私は真っ先にトイレへ。譲ってくれたナプキンをつけて、寒さ対策で持ってきていたカーディガンを腰に巻いて、経血汚れを隠しました。情けない気持ちと恥ずかしさでいっぱいでしたが、彼女が教えてくれなかったらトイレに行くまで気づかずにいたと思います。本当に感謝してもしきれません。
まとめ
私は生理中にもかかわらず、推しに会うことに気を取られてすぎて、万全な対策をとることができていませんでした。その結果、大失敗……。親切な彼女に救われましたが、この一件以来どのようなときでも生理中はしっかりと準備をするようにしています。
著者/白木杏
イラスト/アゲちゃん
監修/助産師 松田玲子
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