
生理が来るとお世話になる生理用品。大人になると当たり前の存在のような気もしますが、小さな子どもにとっては不思議なもののようで……。初めて見た生理用品に、興味深々の子ども。いくら親子でもちょっと恥ずかしい、生理用品を使用中に起きたハプニング体験をご紹介します。
産後の生理で生理用品迷子
生理中に使用する生理用品は人それぞれ。ナプキンを使ったり、タンポンを使ったり、または月経カップを使う方もいると思います。私は産後に生理が再開してから出血量が増えたり、ゆっくりトイレの時間をとることができなかったため、ナプキンは常に「特に多い日用」を使っていました。
しかし子どもと過ごす時間はいろいろな姿勢になることも多く、ショーツを汚してしまうこともしばしば。何を使ったらいいのか、とても迷っていました。
私の救世主! タンポンってすごい!
出かけるときは特にナプキンを替えるタイミングがなく、今まであまり使ったことのないタンポンを使ってみることに。ナプキンと違って頻回に交換する必要がなく、使い勝手の良さを感じました。
それまで生理中の子どもたちとのお風呂タイムは、私は服を着たままなるべく濡れないように入っていました。でも一緒に入れないことから、子どもたちからは大ブーイング。タンポンだったら少しくらいなら一緒に入れる!と、はりきってタンポンを使用しながらお風呂へ入りました。
予想外の出来事が…!
ある生理のとき、タンポンを使用しながらお風呂で子どもたちを順番に洗っていると、何やら視線が……。なんと3歳の息子が股下のタンポンのひもに気づいたようで、不思議そうに股の間を覗いていたのです。
「ママにしっぽがある!」というかわいい表現にほっこりしたものの、いくら息子でも股を覗かれるのはちょっと恥ずかしい。しかし、やめてと言うにも理由を説明できず、とても困りました。私はさりげなーくかわして、その場をしのぎました。
救世主だと思っていた、生理中のタンポンの存在。まさかこんなことを息子に言われるとは思いませんでした。子ども目線の観点や表現にうれしくもありましたが、やっぱりちょっと恥ずかしかったです。でもこれも性教育の一環だから、いつかちゃんと話さなくてはいけないのかな……。息子の言う「ママのしっぽ」について、なんて説明しようかと今から悩んでいます。
※タンポンの長時間使用は雑菌の繁殖やトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
監修/助産師REIKO
著者:三上美咲
3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
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