「残念ながら…卵管が塞がっています」なかなか子どもを授からず、婦人科で検査を受けた結果…
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そして4度目の妊娠。安定期に入るまで、また流産するのではないかという不安と、つわりによるひどい吐き気でつらかったのですが、おなかの子はしっかり育ってくれて、無事に出産することができました。
そして、夫はというと、私の涙ながらの訴えが効いたのか、少しずつ育児に参加するようになり、家事も手伝ってくれるようになりました。
一番驚いたのが、夫が私に休日をつくってくれたこと。といっても半日ではありますが、それでも子ども2人の世話をひとりでみるなんて、以前の夫であれば考えられません。そもそも私に休日をつくるなんて発想すらなかったでしょう。
やればできるんだから、1人目のときからしてほしかった、というのが正直な気持ち。でも、今現在の夫が、育児や家事に対して他人事ではなくなったのはうれしく思っています。
この一件で改めて感じたのは、きちんと言葉にして相手に伝えることは大切なのだと改いうこと。「わかってもらえないから」と黙ったままでいたら、私はきっと今でもひとりで子育ても家事もしていたことでしょう。
一生を一緒に過ごしたい。そう思えた相手だからこそ結婚したのです。2人で育児や家事をフォローし合いながら夫婦から家族へとしっかり形を変えていき、同じ方向を向いて歩いて行けたらと思っています。
文/たけりおさん
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