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婦人科系の病気や、生理にまつわる疑問について解説した医師監修記事。
妊娠に欠かすことのできない卵子ですが、みなさんは卵子についてどのくらいご存知ですか? 実は卵子にはみなさんが知らないような不思議な話がたくさんあるんです。卵子のことを知ることで、ご自身の体のこと、命のことをより深く知ることができるかもしれません。そこで、意外と知られていない卵子について、浅田レディースクリニック理事長 浅田義正先生のお話を交えて紹介していきたいと思います。今回は、「卵子の数は生まれたときから決まっている」というお話です。
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赤ちゃんの性別は、卵子へ辿り着くのが「X染色体をもつ精子」か「Y染色体をもつ精子」かによって決まることはみなさんもご存知かと思います。卵子とX染色体をもつ精子が受精すると女の子が生まれてきます。
浅田先生いわく、「生物の個体をつくる体細胞と脈々と生命(DNA)を繋いでいく卵祖細胞(卵原細胞)などの生殖細胞はつくられる工程が別」なのだそう。
体のパーツをつくる体細胞はどんどん分化し、そのなかで卵巣のもとになる生殖隆起がつくられます。すると、原始生殖細胞がアメーバ運動で移動し、卵子のもとになる卵原細胞になります。
おなかの中の赤ちゃんが2頭身となり健診時には心音も確認できるようになる妊娠7週ごろには、60万個もの卵原細胞がつくられているのです。そして、ほとんどのママが胎動を感じられるようになる妊娠20週ごろに最も多くなり、500万〜700万個くらいになると言われています。
卵原細胞は、赤ちゃんが生まれる前に減数分裂(46本ある染色体を半分にする細胞分裂)を始めます。本来減数分裂は2回連続でおこなわれますが、卵原細胞は1回目の減数分裂の途中で休眠してしまいます。そして、原始卵胞という状態で、赤ちゃんは誕生します。このときの原始卵胞の数は約200万個。これ以降、原始卵胞の数が増えることはありません。
生まれたときに約200万個あった原始卵胞ですが、小学校に入学するころには50万個ほど、思春期には約20万〜30万個と、成長ともに減少していきます。その後、残った原始卵胞は生理周期に合わせて約3~30個ずつが卵巣の中で成長していきますが、そのうちの1個だけが成熟して、排卵されます。日本の女性の閉経の平均は51歳。それまでに排卵される卵子の数は約400~500個と言われています。では、原始卵胞を多く持って生まれてくると、妊娠しやすいと言えるのでしょうか?
浅田先生いわく、「もともと持って生まれた原始卵胞の数に多い少ないはありますが、卵子を保つ体の機能(いわゆる冷蔵庫みたいなもの)の大きさも違います。だから、個人差が大きいです。持って生まれた原始卵胞が多いからといって妊娠しやすいわけではありません」とのこと。
卵子がタイミングよく受精し、無事子宮内に着床することで妊娠が成立するわけですが、もともと約700万個あった卵源細胞の数を考えると、とてつもない確率と言えますね。
今回は、「卵子の数は生まれたときから決まっている」というお話をしました。次回は、「卵子の老化」に関するお話です。
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