肌荒れ・むくみの原因に?管理栄養士に聞いた、実は「生理中はNGな食事」とは?
生理が近づくと、肌荒れや体のむくみが気になったり、便秘気味になったりすることはありませんか? お手入れをしっかりしていても、肌が荒れてしまったり、 …
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生理が近づくと、肌荒れや体のむくみが気になったり、便秘気味になったりすることはありませんか? お手入れをしっかりしていても、肌が荒れてしまったり、体のむくみがつらかったり、便秘気味でおなかが張ったりすると、気持ちもどんよりしてしまいますよね……。これらの症状は、ホルモンバランスが関係しているそうなのです。
今回は、生理前や生理中に起こる「肌荒れ・むくみ・便秘」の症状に着目し、管理栄養士の一藁暁子先生に、これらが起こる理由と症状の改善におすすめの栄養素について伺いました。
監修/一藁暁子さん(管理栄養士・糖尿病療養指導士)
女子栄養大学実践栄養学科卒業後、病院や介護施設にて多様な病態における栄養ケアマネジメントや治療食の提供に携わる。出産後、自身の子供の少食偏食に悩んだ経験から乳幼児期の栄養や食事について学び、2015年からベビーカレンダーなどの育児アプリにて妊娠食・離乳食相談をはじめる。現在は都内のクリニックにて幅広い年齢の方を対象に栄養指導も行っている。
管理栄養士の一藁先生によると、生理前や生理中に起こる「肌荒れ・むくみ・便秘」の症状には「エストロゲン(卵胞ホルモン)」、「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というの2種類の女性ホルモンのバランスが関係しているそうです。
※この2種類のホルモンについては、前回の記事(「生理中のイライラ、血糖値が原因かも」コンビニおやつでイライラ撃退!)で詳しく説明しています。
月経がある女性は、これらの女性ホルモンの影響を受けて、約1カ月の周期で心と体の状態が変動します。特に月経が始まる3〜10日前の「黄体期」と呼ばれる時期は、エストロゲンの分泌量が減少し、プロゲステロンの分泌量が増加。プロゲステロンは皮脂分泌を促す働きがあるので、肌が脂っぽくなったり毛穴がつまりやすくなったりします。これが、ニキビの原因となることも……。
また、黄体期は、体にとっては妊娠に備えるための準備時間。体内に栄養や水分を溜め込もうと、大腸から水分を吸収しようとする働きが強くなります。しかし、そうすることで腸内の水分が少なくなり、便が硬くなったり腸の運動が鈍くなったりして便秘になってしまうのです。また、水分や栄養を体内に溜め込むことでむくみやすくなる時期でもあります。
では、このような症状の改善におすすめの栄養素やそれが補える食材には、どんなものがあるのでしょうか? 症状別に、おすすめメニューもご紹介します。
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