「ごめん、今日はダメな日なの」PMDD持ちの3児ママが大切にしていること #生理中のマイルール

ムーンカレンダー編集室の編集部員が、生理について、あれこれリレーで語っていく新連載！ 第3回は「生理中のマイルール」です。毎月のように生理がやってくる日々を重ねていくうちに、「困ったなー」「つらいなー」「不便だなー」って思うことを自己流のアイデアやルールで乗り切るようになっていたりしませんか？ そんな「生理中のマイルール」について、編集部員がそれぞれ語ります！ラストは3児の母でもある編集部員、ねねが担当します。

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まずは、私の生理プロフィールからお伝えします。

• 年齢：30代
• こだわり：無理なときは無理！生理中は自分を大切に。
• 生理の様子：生理期間は6〜7日。
• 生理による症状：PMDD。生理痛や眠気、気分の落ち込みやイライラに悩まされています。
• 愛用アイテム：オーガニックナプキン
• 性格：真面目なズボラ。気にしやすい性格ですが、根は明るいタイプです。

マイルール１）ごめん！ママ無理！状況を子どもたちにも共有

学生時代からあらゆる生理トラブルに悩まされてきた私。特にメンタル面の不調が強く、毎月訪れる絶望的な気分の落ち込みに「またあれがくる……」と怯えていました。学生時代は思春期特有の浮き沈みかなと思っていましたが、だんだんと生理が近づくとおかしくなることがわかります。

出産を経て生理痛や経血量は落ち着いてきたものの、メンタルの不調は悪化する一方……。排卵日付近から生理2日目あたりまでダウナー状態が続き、夫にイライラをぶつけたり子どもたちにきつく叱ったり、自己嫌悪に陥ることばかりでした。そして生理3日目ころからは、生まれ変わったかのようにスッキリするのです。

そのころ「PMS（月経前症候群）」という言葉をよく耳にするようになり、友達の間でも「私、今日PMSでさー」という会話も増えました。そこで「生理前に死にたくなるようなことってある？」と聞いてみると、「イライラするけどそこまではないかなぁ」という答えが多く、ますますモヤモヤが募る日々……。

ある日、とあるきっかけで本当にメンタルがやられてしまい軽いうつ状態のようになってしまいました。生理が終わってもなかなか復活せず、これでは子育てに支障をきたすと危機感を感じた私は藁をもすがる思いでメンタルクリニックへ。そこで症状について詳しく話すと、先生から「PMDD（月経前不快気分障害）」の可能性を指摘され、抗うつ薬を処方してもらいました。そこからは服薬をしながらPMDDとうまく付き合っています。

わが家は3人兄弟がいるのですが、夫が夜遅くまで仕事のため、ほぼワンオペ状態。私はフルタイムで働いていることもあり、無理をするとすべてが崩壊してしまいます。そのため、夫だけでなく3人の息子たちにも生理中であることや、症状が重い日はつらいことを伝えるようにしました。

末っ子はまだ2歳、まんなかは4歳でまだ幼いですが、小2の長男を筆頭にずいぶんと気にかけてくれるようになり、兄弟3人で力を合わせてお手伝いもしてくれています。ご飯はデリバリーやお惣菜に頼ることもありますし、家事は最低限だけ済ませて夜遅く帰る夫に託すこともたくさん。迷惑をかけて申し訳ないと思いつつ、本当にダメになってしまわないようじょうずにサボり、甘えながら生理期間を乗り越えています。

マイルール２）推し鑑賞でパワー注入

とあるK-POPアイドルのペン（K-POPアイドル用語でファンのこと）をしている私のパワー注入方法は、彼らのパフォーマンスやバラエティ動画を見ることです。息子たちに手がかかるのでなかなか自分の時間は取れませんが、生理期間中に「あぁーー無理！！」と思ったときは、推しの動画に癒されるに限ります（笑）。

なるべく頑張って息子たちを寝かしつけ、夫が帰ってくるまでのわずかな時間にテレビを独占し、ソファにゴロゴロしながら鑑賞開始！ 秘密の癒しタイムです。そうやってセルフパワー注入をして、生理のつらさと戦いながら子育てや仕事を頑張っています。

生理痛やPMS、PMDDをはじめとする生理トラブルに悩むママさんたちは、どんなパワー注入をしていますか？