【管理栄養士解説】「生理前のイライラ、血糖値が原因かも?」コンビニおやつでイライラ撃退!
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生理前〜生理中、体調不良で本調子になれない上に、なぜか肌にもブツブツと吹き出物が現れて、さらに気分が下がりますよね。なぜ生理が始まると肌荒れも併発するのでしょうか。また、その改善策はあるのでしょうか?生理にまつわる現象ということで、婦人科の医師に原因と対策を聞いてみました。普段から予防して、生理中の肌荒れを最小限に抑えましょう!
答えてくれたのは……
三鷹レディースクリニック院長 天神尚子(てんじんひさこ)先生
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、1995年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。
2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
「ひとつはホルモンのバランスの崩れから起こる皮脂の過剰分泌が原因です。さらに、皮膚が角化して毛穴が詰まっているところに、免疫が低下している時期のためアクネ菌や細菌が増殖しやすくなって、炎症が起こってしまいます」
「吹き出物を防ぐためには、肌を清潔に保ち、生活習慣や食事の内容を見直すことです。睡眠不足、不規則な食事、肌の乾燥、仕事のストレスは特に影響するので気をつけましょう。タバコはよくありませんし、夜遅くまでのテレビ、ゲーム、スマホなども控えましょう」
「肌の乾燥を改善し、潤いを与えてくれるビタミンA(人参・かぼちゃ・ほうれん草など)、肌荒れを防ぐビタミンB(豚肉・大豆・玄米・ナッツ類など)、肌にハリとツヤを出すタンパク質(牛乳・卵・大豆など)、その他ビタミンC・Eもおすすめです。
また、便秘の人は、大豆・納豆・ごぼう・さつまいもなどで腸内環境を整えて肌のコンディションをよくすることも大事です。
特に油っぽいものや砂糖は控えるようにしましょう」
以上、生理中の肌荒れの原因と対策について解説してもらいました。
生理前〜生理中は免疫が低下していて、普段よりも菌が繁殖しやすいんですね。また、皮脂も過剰に分泌されるので吹き出物が元気に生息する土壌が出来上がっていたというわけです。
皮膚科で薬を処方してもらうのも手ですが、生理期間に限定している場合は食事や生活習慣である程度抑えられるとのことなので、まずは生活改善からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。生理痛にも効果があるそうなので、一石二鳥ですよ!
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