
彼氏と久しぶりに遠出をして記念日デートをしていたら、雰囲気の良さそうな温泉を偶然発見しました。温泉が大好きな彼氏は、「こんなところに温泉があるなんて!」と大興奮。
しかし、生理中だった私は「なんとかして断らなきゃ!」とやんわり乗り気じゃないことを伝えたのですが……通じず。最終的には大喧嘩に発展してしまったのです。これを機に、生理に対してカップルでどう向き合うかを考えるようになりました。
楽しいデートが温泉をきっかけに険悪モードに
彼氏との記念日で久しぶりに遠出しようと出かけたときのことです。1日楽しく過ごして、そろそろ地元に戻って夜ごはんにしようかと話しながら歩いていたところ、偶然にも温泉の看板を発見。
少し肌寒い季節だったこともあり、温泉大好きな彼氏はテンションが上がってしまい、「こんなところに温泉があるんだね! 入れたら最高じゃない? 見に行ってみようよ!」と。
彼には伝えていませんでしたが、私は生理中。そのため「メイク落としとか持ってないし、私は入れないかなぁ、また今度来ようよ!」とやんわり断ろうとしました。
しかし、彼氏はまったく聞く耳をもってくれません。「せっかくだし行こうよ」と誘う彼氏に、「今度にしよう」と返すやりとりを何度も繰り返しているうちに険悪な雰囲気になってしまいました。
生理について延々と説明する羽目に
段々と不機嫌になる彼氏を見かねて、私は「実は今日、生理中だから、温泉入れないんだよ。入りたいなら外で待ってるから行っておいでよ」とはっきり伝えました。
すると、「なんで生理中だと温泉に入れないの?」と、予想外の言葉が! 「入れないに決まってるでしょ」と言うと、「じゃあ、生理中は家でもお風呂入ってないの?」と怒り出す始末。
彼は本当に生理についてあまり知らないんだなと驚き、「生理中は自分の意思に関わらず血が流れてくるから、マナーとして公共の温泉には、私は入らないことにしている」と説明する羽目になりました。
ちなみに、私はタンポンを使用したことがなく、自分の周りにも使用している人はいなかったため、タンポンを使用して温泉に入るという発想すらなかったです。
話す努力と聞く努力が大切
彼氏も最初はすねていた様子でしたが、話をしていくうちになんとか理解してもらうことができました。
あとで思い返してみると、それまでの私は、生理について彼氏に話すことが恥ずかしくて、何も話してこなかったのです。それも悪かったなと思いました。
それ以降は、旅行のスケジュールを決めるときに、遠慮なく「そこは生理予定日だから避けたい」と伝えたり、生理痛がつらいときははっきりつらいと伝えたりするようにしました。
きちんと説明すると、彼氏も話を聞いてくれて、「暖かくしよう」とか、「休憩しようか」など気づかってくれるように。生理のことは、カップルにとって大切なことなので、お互いに話す努力と聞く努力が大切だったんだと気付きました。
まとめ
「なんで生理について、そんなに知らないの?」と彼を責めたくなる気持ちと、自分も恥ずかしくてなかなか話したくない気持ちとがあったため、結果的に喧嘩になってしまった私たち。
でも、これを教訓に、生理についてもきちんと話し合うことが大切だと勉強になりました。
監修/助産師REIKO
著者/むらさき
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