肌荒れ・むくみの原因に？管理栄養士に聞いた、実は「生理中はNGな食事」とは？

「肌荒れ・むくみ・便秘」を悪化させるNGメニューは？

症状の改善に効果的な栄養素とそれを使ったメニューをご紹介しましたが、逆に「肌荒れ・むくみ・便秘」が気になるときには避けたほうがいい、NGメニューもあるんです。気をつけたいポイントと共に一藁先生に教えていただきました。

• 肌荒れやニキビを悪化させるもの

肌荒れやニキビにつながる皮脂の過剰分泌を抑えるためには、揚げ物や中華料理、スナック菓子など脂っこいものを食べ過ぎないようにしましょう。

また、甘いものの食べ過ぎにも注意。糖分の多いものを摂取すると、皮膚を健康に保つために必要なビタミンB群が、糖質の分解のために優先的に消費され、細胞の再生は後回しになってしまいます。

• むくみを悪化させるもの

食塩に含まれるナトリウムはむくみの原因になります。汁物や漬物、インスタント食品、麺類など塩分の多い食品の摂りすぎには注意しましょう。

• 便秘を悪化させるもの

肉類や卵などの摂りすぎに注意しましょう。動物性食品の摂取が多くなると、腸内環境を乱す悪玉菌が増殖し、便秘の原因になったりガスが臭くなったりします。野菜中心の食事を意識すると◎。

まとめ

生理前や生理中に起こる「肌荒れ・むくみ・便秘」の症状改善におすすめの栄養素と、悪化させてしまうNGメニューをご紹介しました。インスタント食品やスナック菓子は忙しいときでも手軽に食べられて便利ですが、生理前の肌荒れやむくみ、便秘などの症状が気になるときには避けたほうがよいようです。

美容のためには、普段から「肌荒れ・むくみ・便秘」の原因となるものの食べすぎには注意しつつ、今回ご紹介したメニューをぜひ参考にバランスのとれた食事をぜひ意識してみてくださいね。

取材・文／ムーンカレンダー編集室

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