【管理栄養士解説】「生理前のイライラ、血糖値が原因かも?」コンビニおやつでイライラ撃退!
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婦人科系の病気や、生理にまつわる疑問について解説した医師監修記事。
経血として排出される子宮内膜は10~20g程度ですが、傷からの出血は傷の深さや子宮収縮のパワーによって変わってきます。
子宮の傷からの出血は静脈からも動脈からも出血しているのですが、傷が深いと動脈からの出血も当然増えます。傷が深ければ深いほど出血量は増え、止血にも時間がかかります。子宮の収縮は傷の止血のためでもあるので、出血が多い人の場合はその分、子宮収縮の回数が増えるので生理痛が重くなる傾向にあります。
傷が深くなる理由は明らかになってはいませんが、筋肉でできている子宮は、冷えて固まっていたり、乾燥して伸び縮みしにくくなっていたりすると、うまく動かすことができず、体外へ押し出すポンプの役割や、止血のために圧をかけるパワーをかけることができなくなっていることが考えられます。そのため、冷えや脱水を改善するだけでも、経血量を正常の範囲にできる可能性が高くなるのです。
経血量が多いことを過多月経、少ないことを過少月経と言いますが、どちらも体からの異常を知らせるサインです。人と比べる機会のない経血量ですが、生理についての正しい知識を身につけて、自分の体の状態を見極めるポイントの1つにできるといいですね。
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