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大学生のころ、水泳インストラクターのアルバイトをしていました。そのときに悩ましかったのが生理です。水泳インストラクターだったとき、どのように生理とつきあっていたか、そのときの経験をお話しします。
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大学在学中、私は水泳のインストラクターをしていました。スポーツインストラクターという仕事をする女性共通の悩みだと思いますが、生理中はいろいろと気をつかうことが多く、大変です。特に水泳インストラクターは水着を着るので、なおさら気をつかいます。
女性水泳インストラクターの多くは、タンポンを使って、生理中も仕事をしていました。インストラクターのなかには生理周期が不規則な人もいて、いつくるかわからない生理に備えて、就業中は常にタンポンを入れているという人すらいました。
私は経血がとても多く、水泳インストラクターの仕事をするうえでタンポンだけでは不安で、低用量ピルで生理周期をコントロール。コントロールした周期に合わせて、シフトを組んでもらっていました。
もともと生理周期はほぼ毎回28日周期できていたのですが、低用量ピルを使うことにより生理周期を完璧に把握できたので、就業中に生理がきてしまうかも……という不安がなく、とても快適でした。
ピルで生理周期をコントロールし、それにあわせてシフトを組んでもらっていたのですが、ある日、それに気づいた別の女性インストラクターにとがめられてしまいました。その人曰く「ピルは体によくないので使用しないほうがいい」と言うのです。
今でこそ低用量ピルについての知識が大分広まり、「体によくない」と思っている人は少なくなっていると思います。しかし、私が大学生で水泳インストラクターをしていた18年近く前は、低用量ピルが認可されてわずか数年。間違った知識や認識を持っている人や、そもそもピルという存在すら知らない人も多く、低用量ピルを処方してくれる婦人科もかなり限られていたのです。
ちなみに、私が低用量ピルを知っていたのは、高校時代にアメリカに留学しており、同級生が使用していたからです。それがなければ私もピルの存在を知らなかったでしょうし、知っていても「怖い」という認識だったかもしれません。
ピルの使用をとがめてきた女性インストラクターには、私が自分が知っているピルについての知識を話しました。
正しく使えばとても便利であること、条件によっては使ってはいけない人もいるけれど危険性は低いことなど、特に水泳インストラクターのような仕事をするにはとても有益であることを伝えました。
その女性インストラクター自身は、それ以降も低用量ピルを使用することはなかったようですが、低用量ピルの話をまた聞きした何人かの別の女性インストラクターが興味をもってくれました。
そして、最終的にはほとんどの女性インストラクターが低用量ピルを使用して生理周期をコントロールするように。その生理周期にあわせてシフトを組むことで、女性インストラクターが生理中にプールに入らなくてもよくなりました。
人によって考え方はさまざまだと思いますが、私はピルは正しく使えばとても便利で、QOLにも貢献してくれるものだと思いました。この経験を通じて学んだことは、正しい知識を得ることの大切さです。新しい薬などがでたときにも、すぐに「怖いもの」と決めつけるのではなく、自分自身でしっかりと学んで正しい知識を得て、デメリット・メリットを把握することが大事だなと感じました。
※QOL:Quality of life=生活の質
監修/助産師REIKO
著者/レイトン愛加
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